QR コードでのチェックインと、その場にいることの証明

一度のスキャンでも、部屋の状態によって起きることは変わります。GPS はチェックインの 手段ではなく、アプリからのチェックインに付く条件です。

更新日 2026年9月5日

QR コードは二種類ある

見た目は同じで、動きが違います。混乱のほとんどはここから来ます。

パネルの画面に出るコード は部屋に合わせて変わります。予約が待機中はスキャンしてチェックイン、進行中は スキャンして延長/チェックアウト、空いていればスキャンして予約 という説明が付きます。

印刷されたステッカー は、扉や机に貼られたそのリソース専用の固定コードで、単独で四つの役割 — チェックイン、ウォークイン、延長、チェックアウト — をすべて果たします。それを作って貼ること自体が一つの作業です — 予約ステッカーを印刷して貼る を参照してください。

二つの QR コードを並べた図。パネルのコードは部屋とその状態を持つので説明が変わります。待機中は「スキャンしてチェックイン」、進行中は「スキャンして延長/チェックアウト」、空きなら「スキャンして予約」。ステッカーのコードはリソースだけを持ち、状態はスキャンの後に、チェックイン・ウォークイン・延長・チェックアウトのどれかに決まります。

パネルのコードは部屋の状態を持ち、ステッカーのコードはリソースだけを持ちます。状態はスキャンの後に決まります。

どちらをスキャンしても「チェックインする」という意味にはなりません。「このリソースについて教えて、そして当然のことをして」という意味で、当然のことは部屋の状態とスキャンした人によって変わります。結果は一つずつ机やルームのステッカーをスキャンしてチェックイン・チェックアウトするで説明しています。

GPS は手段ではなく条件

GPS チェックインを必須にする をオンにしても、チェックインの方法が増えるわけではありません。増えるのは、アプリからのチェックインが先に通らなければならない検査です。スマートフォンが建物から 許可距離 の内側にあること。

スマートフォンと予約パネルが、同じチェックインボタンを表示しています。スマートフォンの下には、ボタンに必要な二つの条件、指定のネットワークからの IP制限と、許可距離の内側にいる GPS。パネルの下には、このページの条件は一つもなく、スタッフカード・パスコードは扉の前で尋ねられ、影響を受けません。

どちらの設定も、アプリのチェックインボタンに付く条件です。パネル自身の手段は、ネットワークも場所も問われません。

建物を中心に描かれた円に、「許可距離 200 m」のラベルが付いています。円の内側にいる人は緑で受け入れられ、外側にいる人は赤で拒否されます。

円は部屋ではなく建物を中心に描かれます。だから位置情報のない建物は全員を拒否します。

その中心がどこにあるかから、三つの帰結が生まれます。

  • 部屋ではなく建物の位置です。 同じ建物のすべてのリソースが一つの円を共有します。
  • 建物に位置情報がないリソースには、まったくチェックインできなくなります。 これはフォールバックせずに拒否する動作なので、設定画面が該当するリソースの数を数え、名前を挙げて警告します。
  • 半径は下限であって好みではありません。 50 メートルより狭くはできず、既定値は 200 です。スマートフォンの位置には誤差があり、その誤差より内側に描かれた円は、部屋の中に立っている人を拒否します。
ポリシーの GPS ページ。スイッチ、半径、そして拒否されることになるリソース。

ポリシーの GPS ページ。スイッチ、半径、そして拒否されることになるリソース。

予約ポリシーを開く

強行する手段はありません。 円の外側では、ダイアログにあるのは もう一度試す だけです。確認ボタンはスマートフォンが円の内側に入ってはじめて現れます。抜け道があれば設定は飾りになってしまうからです。

円の外側にいるとき。距離が示され、確認するものはなく、「もう一度試す」だけです。

円の外側にいるとき。距離が示され、確認するものはなく、「もう一度試す」だけです。

モバイルアプリが実際に加えるもの

画面はブラウザーで見るものと同じで、モバイルアプリはその外側の器です。アプリが提供するのは、スマートフォンのブラウザーでは安定して得られない二つ — スキャン用のカメラと、OS が保証する位置情報です。GPS チェックインがアプリでは確実に動き、一部のブラウザーでは使えないのはこのためです。

うまくいかないときに役立つ問いは、拒否されたのがどちらか、ということです。カメラの許可か、位置情報の許可か。二つは別々の確認ダイアログで、どちらも切れている可能性があります。

GPS を使わずに現地チェックインを強制する

IP制限 は、指定したアドレスからのアプリのチェックインだけを受け付けます。ジオフェンスより粗く、場所ではなくネットワークを証明するだけですが、許可のダイアログも位置情報のハードウェアも要らず、Teams の中でも動きます。これで十分という組織は少なくありません。

ポリシーの「その他」ページ。単一アドレス、範囲、リスト、サブネットのいずれでも。

ポリシーの「その他」ページ。単一アドレス、範囲、リスト、サブネットのいずれでも。

これが決めないこと

  • パネル自身の手段。 スタッフカード、パスコードは扉の前で尋ねられるもので、ここでの設定の影響を受けません。予約パネルでのチェックイン社員証をタップしてチェックインする を参照してください。
  • アプリにチェックインボタンを出すかどうか。 それはユーザーポータルにチェックインボタンを表示 で、未出席の数値を疑わしくする設定でもあります。何が未出席として数えられるか を参照してください。
  • 出席者がこれを行えるかどうか。 アプリが出席者に与えるチェックインは QR コード経由のみで、パネル側とは別の名前のポリシー設定です。
  • チェックインの期限。 期間内にスキャンすればチェックインされ、過ぎてからスキャンすれば予約はすでにありません。チェックインと未出席のしくみ を参照してください。