すべての予約でコスト項目とプロジェクト ID を聞く

自組織が本当に必要とすることを聞く予約フォームを作り、その回答を予約 エクスポートの列として受け取ります。所要 20 分ほど。

更新日 2026年8月16日

予約フォームは自分で組み立てるものです。件名・参加者・ホストといった標準の項目に 加えて、独自の項目を足せます。スペースが押さえられる前に、自組織が本当に知って おきたいことを聞けるということです。この記事では経理の例として、すべてのルーム 予約にコスト項目プロジェクト ID を足します。手順そのものは、安全講習の 確認でも、クラスコードでも、検体番号でも同じです。

1. コストコードをデータセットにする

コスト項目は自由入力ではなく、経理がすでに管理しているリストから選ぶコードです。 そのリストをデータセットとして一度作れば、どのフォームからでも再利用できます。

データセットを開く

データセットを追加し、中身がわかる名前を付けて、コードごとに 1 行ずつ追加します。 各行は 2 つで 1 組です。キーは経理システムで照合するコード、表示テキストは 予約する人が読む文字列です。両方を残してください。回答と一緒に保存されるのは キーなので、あとでコストセンター名を変えても、すでに済んだ予約の記録は書き換わり ません。

実際の勘定科目表を入れるときは、手入力ではなく Excel からインポートを使います。

コストコードのデータセット。キーの下に、予約する人が読む文字列。

コストコードのデータセット。キーの下に、予約する人が読む文字列。

リストが長い、複数のフォームで共有する、自分以外の担当者が管理する — この いずれかならデータセットが有利です。選択肢が 5 つで固定なら選択タイプの方が 簡単で、それで何の問題もありません。

2. 予約フォームを作る

予約フォームを開く

追加を選びます。名前は項目ではなく、対象となるリソースのまとまりで付けます (課金対象ルーム実験室社用車)。手順 6 で名前を見ながらリソースを 割り当てるので、コスト項目フォームのような名前は、2 つ目の項目を足した瞬間に 意味をなさなくなります。

登録済みの予約フォーム。タイトルの横に追加。

登録済みの予約フォーム。タイトルの横に追加。

リソースを選ぶ前に表示させたいフォームでなければ、デフォルト表示フォームは オフのままにします。この役割を持てるフォームは 1 つだけです。

3. コスト項目のフィールドを足す

フォームの編集画面は、標準の項目と自分の項目を表示順に並べた 1 つのリストで 開きます。ドラッグで並べ替え、フィールドを追加で自分の項目を足します。

表示順に並んだフォームの項目と、その下のフィールドを追加。

表示順に並んだフォームの項目と、その下のフィールドを追加。

追加した項目を設定します。

  • タイトル — 予約する人に見える名前です。テナントで使うすべての言語で入力 してください。英語だけで登録した項目は、日本語の画面でも英語のまま表示されます。
  • 詳細 — 項目の下に出る一行のヒントです。よく間違えられるルールを書きます。 例:「自分の部署ではなく、費用を負担するチームのコードを入力してください。」
  • フィールドタイプオートコンプリートを選び、手順 1 のデータセットを 指定します。
  • 必須 — オンにすると、未入力のままでは予約を保存できません。
データセットから選択肢を読み込むコスト項目のフィールド。

データセットから選択肢を読み込むコスト項目のフィールド。

4. プロジェクト ID のフィールドを足す

同じ手順でもう 1 つ追加し、フィールドタイプテキストにします。

数字を選ぶのは、その識別子が本当に数値のときだけにしてください。PRJ-0042 のようなプロジェクト ID は数値ではありません。数字フィールドは接頭辞と先頭の 0 を 落とすので、エクスポートに出る値がプロジェクト管理側の値と一致しなくなります。

5. 回答を誰に見せるか決める

項目ごとに、そのすぐ下の設定で公開範囲を決めます。ここがコスト項目と会議の件名の 違いです。経理には必要でも、ルームの前を通りかかった人には必要ありません。

  • 必須 — 回答しないと予約を保存できません。
  • メールで表示 — 予約確認メールに回答が載ります。
  • ユーザーポータルで表示(リソースタイムライン) — そのルームのタイムラインを 見ている同僚に回答が見えます。社外に出したくない情報ならオフのままにします。
  • サービススタッフに表示サービスマネージャーに表示 — ケータリングや 備品の手配を担当する人に回答が届きます。
1 つの項目に対する公開範囲のスイッチ。

1 つの項目に対する公開範囲のスイッチ。

ここで何を選んでも、回答は必ず予約自体の詳細・承認画面・予約エクスポートに 届きます。

6. フォームをルームに割り当てる

リソースが使っていないフォームは何もしません。編集画面の左レールには 割り当て済みリソースの下にリソースタイプごとのページがあり、それぞれに割当 済みの件数が出ます。ルームを開き、このフォームを適用するルームを選んで保存 します。

編集画面のページ一覧と、割り当て済みリソースの件数。

編集画面のページ一覧と、割り当て済みリソースの件数。

ここが最も抜けやすい手順です。リソースが 1 つも割り当てられていないフォームは誰にも 表示されず、警告も出ません。

7. 予約目的ごとに違うことを聞く

任意の手順で、スペースよりも予約の理由が重要な場合にだけ使います。予約目的には 予約フォームを上書きがあり、その予約目的が選ばれている間、追加フィールド一式を まるごと差し替えられます。社外面接顧客イベントのように、ルームは普通でも 手続きが普通ではない場合に役立ちます。

使う前に予約フォーム リファレンス を読んでください。上書きをオンにしてフォームを選ばないと、フォールバックせずに 追加フィールドがすべて消えます。

8. 動作を確認する

一般ユーザーとして、対象のルームを自分で予約してみます。ルームを選ぶと 2 つの項目が 現れ、コスト項目は入力に応じてコードを候補として出し、どちらかが空のままなら予約は 保存できないはずです。

ルームを選んだあとの実際の予約に並ぶ 2 つの項目。

ルームを選んだあとの実際の予約に並ぶ 2 つの項目。

次に、そのルームの予約レポートをエクスポートします。各項目が 1 列ずつ、予約 1 件 につき 1 行で出てきます。これが本題であり、経理にデータがあると伝える前に確認す べきことです。

項目が出てこない場合、そのルームはほぼ確実に別のフォームを使っているか、どのフォーム にも紐づいていません。ルームを開いて、どの予約フォームを使っているか確認してください。