来訪者をセキュアな WPA-Enterprise ネットワークに接続する

Cisco Meraki・UniFi・TP-Link・Ruckus など標準的なアクセスポイント向けに 来訪者 WiFi エントリーを作成し、アクセスポイントを Offision の RADIUS サーバーに 向け、来訪者がバッジのユーザー名とパスワードで接続できるようにします。

更新日 2026年8月20日

完了の状態はこうです。テスト用の来訪者がチェックインし、バッジのユーザー名と パスワードでゲスト SSID に接続でき、チェックアウト後は拒否される。

1. ネットワークのエントリーを追加する

来訪者 WiFi を開いて 追加 を選び、メニューからコントローラーに合った ブランドを選びます — CiscoRuckusTP-LinkUnifi、あるいは 標準的な RADIUS アクセスポイントなら Generic です。ブランドは作成後に 変更できません。

来訪者 WiFiを開く
来訪者 WiFi ページ — 1行が1つのゲストネットワーク。

来訪者 WiFi ページ — 1行が1つのゲストネットワーク。

マーケットプレイスの 来訪者 WiFi カテゴリにもベンダーごとのタイルがあり、 タイルを開くとブランドが選択済みの状態で同じ一覧が開きます。

2. 基本ページを埋める

エントリーに名前を付け、サインインの規則 — ユーザー名タイプパスワードタイプ — を決め、このネットワークが1拠点だけのものなら建物を 紐付けます。

RADIUS エントリーの基本ページ — サインイン規則があり、ネットワーク名の欄はない。

RADIUS エントリーの基本ページ — サインイン規則があり、ネットワーク名の欄はない。

各フィールドの説明は設定リファレンスに あります。このページにネットワーク名の欄はありません。セキュアなネットワークの 名前はコントローラー側で付けるもので、その安全性は共有パスワードではなく 来訪者ごとのサインインから来ています。

3. RADIUS の値をコントローラーに写す

ダイアログの2ページ目 RADIUS 設定 を開きます。すべて自動で生成されて います。ホスト IP または FQDN認証ポートシークレットNAS 識別子 です。

RADIUS 設定ページ — コントローラーに写す値。

RADIUS 設定ページ — コントローラーに写す値。

2つのブランドだけ異なります。

  • Unifi はアクセスポイント単位で認証します。NAS 識別子の代わりに、アクセス ポイントの MAC アドレス を1行に1つずつ入力します。
  • Cisco は同じ値を Meraki の手順ガイドとして表示します。

4. コントローラーで SSID を作る

コントローラー側で、手順3の値を指す WPA-Enterprise (802.1X) のゲスト SSID を 作成します。Offision の RADIUS サーバーは PAP・EAP-TTLS/PAP・PEAP/MSCHAPv2 に 応答します — スマートフォンやノート PC が標準で使う方式です。

5. 動作を確認する

自分を招待してチェックインし、バッジに印刷されたユーザー名とパスワードで SSID に 接続します。次にチェックアウトして、同じ内容が拒否されることを確認します。 どちらの結果も重要です。2つ目こそがセキュリティの本体です。

うまくいかないとき

見えている症状よくある原因
実在の来訪者なのにサインインが拒否されるまだチェックインしていない、または訪問期間が終わっている
すべてのサインインが拒否されるエントリーに Visitor WiFi Integration ライセンスがない、またはコントローラーの共有シークレットが一致しなくなっている — シークレット を再生成してコントローラーを更新し忘れるとこうなる
コントローラーが Offision に届かないNAS 識別子(Unifi なら MAC アドレス)がアクセスポイントに未設定か誤入力で、リクエストをエントリーに紐付けられない
バッジに WiFi の情報が印刷されないRADIUS ブランドでは想定どおり — バッジに印刷できるものを参照