来訪者を迎えるロビー画面を設定する

受付用の看板を作り、それを映すデバイスを接続し、そのデバイスに所在地を与えます。 所在地こそが、その画面が誰の来訪者を迎え、ウォークイン登録がどこに入るかを決めます。

更新日 2026年8月18日

受付エリアの画面はふたつの仕事を同時にこなします。到着した人を迎えることと、 予約なしで訪れた人を登録することです。どちらも同じ看板から生まれ、どちらも 見落としやすいひとつの項目に左右されます。

「3階・本社」と題した、真上から見たフロアプラン。上辺に4つの部屋、右辺に1つの部屋が並び、残りは「ロビー」と書かれた広い区画になっている。そのロビーにスタンド付きの画面が描かれ、上にマップピンと「ロビーの画面」というラベルが付く。すぐ隣の注記には「ここに配置 — この建物の来訪者を自動で表示します」とある。

デバイスをフロアプランに置くことが、それがどこにあるかを伝える唯一の手段です。看板のうち場所に依存する部分は、すべてその一点から自動的に決まります。

看板はデザインです。歓迎画面、来訪者一覧、ウォークイン用の QR コード。 建物にもフロアにも属しません。デバイスはロビーに置かれたハードウェアで、 所在地を持つのはこちらです。看板の所在地に関わる部分は初期状態ですべて デバイスの場所に合わせるになっているため、所在地のないデバイスは すべての建物にフォールバックします。画面はあらゆる人の来訪者を迎え、 ウォークイン登録はどこの建物のものでもなくなります。エラーは出ません。 静かに誤った答えを返すだけです。

だからこそ、下の手順 4 は脚注ではなく手順なのです。

1. 看板を作る

サイネージコンテンツを開き、追加を選んで、受付・ロビーを選びます。

サイネージを開く

この用途を選ぶと、歓迎画面、セルフサービスのボタン、ウォークイン用 QR コードが あらかじめ入った看板ができあがり、この記事の大半がクリックひとつで済みます。続いて 画面についての質問——大きさ、形状、向き、タッチパネル——に答え、作成するを 選びます。

タッチパネルは正直に答えてください。タッチできない画面では、セルフサービスの ボタンはウォークイン用 QR コードに置き換わります。押せないボタンを出しても意味が ないからです。

ウィザードの残りと、開いたエディタについてのすべては サイネージ看板を作って画面に映すにあります。

2. 来訪者に見せるものを整える

エディタは左にライブプレビュー、右にその設定を表示し、変えたいものは プレビューの中でそれをクリックして開きます。

まず最初に開くページで、看板のタイトルを決め、外観をライトかダークにし、 表示言語を選びます。

歓迎画面。 プレビューの大きな領域をクリックすると来訪者歓迎の設定が開きます。 考えるべきは表示です。チェックイン済みの来訪者か、今後の来訪者か。 受付カウンターの後ろの画面はふつう到着した人を、入口の画面はふつう来る予定の人を 出します。その下の出迎え対象は、その建物に到着したすべての人を迎えるのか、 この画面でチェックインした人だけを迎えるのかを決めます。

ウォークイン用コード。 タイルのスロットをクリックし、来訪者カテゴリから 来訪者登録QRコードを選びます。ここで効いてくる設定は 4 つです。

  • QRコードの動作 — 読み取ったときに登録だけをするのか、登録してチェックインまで するのか。
  • 直接チェックイン — 来訪者が本来タップする確認を省きます。これは有効な アクセスキーを持つコードでなければサーバー側で拒否されるので、次の設定と無関係では ありません。
  • アクセスキーの種類 — QR の背後にあるコードを入れ替える間隔。毎日、1 時間ごと、 3 分ごと。人目につく壁のコードは速く回すべきですし、受付カウンターの内側のコードは そこまでの必要はありません。
  • 所在地デバイスの場所に合わせるのままにしてください。図が語っているのは この設定です。

タッチできる画面なら、来訪者セルフサービスボタンゲストWi-Fiも同じ手順で 足せます。終えたら保存します。

3. 画面をデバイスに接続する

看板はまだどこにも映っていません。手順 2 でしたことはハードウェアに触れていません。 看板とデバイスを結ぶのはデバイスのセクションで、そこだけです。

デバイスサイネージデバイス追加を開き、コンテンツでこの 看板を選び、設置するハードウェアのブランドを選んで、画面に出ている 6 文字を 接続の手順で入力します。詳しい手順は サイネージ看板を作って画面に映すにあります。

サイネージデバイスを開く

コードが受け付けられた瞬間、画面はコードの表示をやめて看板を映しはじめます。 1 台のデバイスが持てる看板はちょうど 1 つです。

4. デバイスの所在地を設定する

ウィザードはデバイスを所在地なしで作ります。つまり、いま灯したばかりの画面は 図でいうフォールバックの状態にあります。まだ画面のそばに立っているうちに直して ください。

ウィザードの完了の手順の末尾に場所を設定ボタンがあります。それを使って ください。すでにウィザードを閉じてしまったなら、デバイスサイネージデバイスからそのデバイスを開きます。右側のパネルにそのまま編集できる 所在地の行があり、編集基本にも同じ項目があります。3 つとも同じ ピッカーを開きます。

サイネージデバイスの所在地。この画面が誰の来訪者を映すかを決める項目。

サイネージデバイスの所在地。この画面が誰の来訪者を映すかを決める項目。

答え方はふたつあり、同じものではありません。

フロアプラン上の部屋をタップする。 画面はその部屋に結び付けられ、フロアだけで なく部屋としての素性も受け継ぎます。会議室の中や脇に置く画面ならこちらです。

フロアに点を落とす。 画面はフロアとプラン上の位置を得ますが、部屋は持ちません。 どの空間でもなく入口に属するロビーの画面なら、こちらが正解です。

どちらでもデバイスは建物にたどり着き、デバイスの場所に合わせるになっている ウィジェットはすべてその建物へ絞り込まれます。デバイス一覧の所在地の列には フロアと建物が出るはずです。琥珀色の位置情報がありませんのままなら、ピッカーが 保存されていません。所在地のない画面は誤ったものを映している画面なので、製品は そう印を付けます。

5. 動いていることを確かめる

デバイススクリーンモニタリングを開くと、その画面がいま実際に何を映して いるかが見えます。ロビーまで歩いて戻らずに看板が届いたかを確かめる、いちばん速い 方法です。

そのうえで、本物の来訪者がたどる道を試します。画面の QR コードを読み取って登録し、 その来訪者が歓迎画面に出ること、そしてコンソールの来訪者一覧で、よその建物ではなく デバイスを置いた建物に紐づいていることを確かめてください。最後の一点こそ手順 4 の 目的そのものであり、それを証明できる唯一の確認です。

この記事が扱わないこと

ここで作った看板は、常にひとつの画面を映します。複数を順に流すこと、時間帯で内容を 切り替えること、すべてを割り込みで告知に切り替えることは、いずれも同じエディタの 同じステージで設定しますが、この手引きには含めていません。

来訪者がチェックインしたときに渡されるバッジは別の場所でデザインし、会社全体で 共通です。来訪者バッジのデザインを変更するを 参照してください。